おすすめの本

  • 掲載日:2024年9月15日
 地球の歴史の導べでもあり、人々に彩を与えるもの。そんな岩や石にまつわる本をご紹介します。

 
かけらが語る地球と人類138億年の大図鑑
ミニ・ミュージアム/ジェミー・グローブ/マックス・グローブ/著
縣秀彦/日本語監訳 小林玲子/訳
河出書房新社
かけらが語る地球と人類138億年の大図鑑書影  
地球と人類史において、歴史の重要な時期に存在した鉱物を標本として写真や解説とともに収めた本です。天然の鉱物だけでなく、人類が加工して作り上げた道具や武器、植物のかけら、さらには機械工学で生まれた部品も標本とされています。地球、そして人類の歴史とともにあり続けたかけら達に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
ときめく鉱物図鑑
宮脇律郎/監修 山と溪谷社/編
山と溪谷社
ときめく鉱物図鑑書影
「鉱物」とは、自然界にある個体の物質で、地質作用によって作られたもの。鉱物にまつわる伝説や神話、物語から、鉱物の種類や成分、保管方法まで、コレクションしてみたくなる要素が盛りだくさん。鉱物にそれほど興味はなくても、きれいな写真を眺めているだけでも楽しめます。あなたがときめく石もきっと見つかるはず。
 
石垣の名城完全ガイド
千田嘉博/編著
講談社
石垣の名城完全ガイド書影
「石垣の名城7選」として金沢城や江戸城等を分析。また「石垣の基礎知識」では石垣の歴史のほか、石から石垣になる工程、そして日本の城ならではの美しい形状や積み方等を詳しく紹介しています。日本の城を見るとき、とりわけ天守や櫓に目を奪われがちですが、石垣を知れば更に城を見るのが楽しくなります。是非石垣の魅力に触れてください。