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2025年 No.261 高学年

更新日:2025年7月7日

ダンス・フレンド

うさぎになったゆめがみたいの

カミラ・チェスター/作 早川世詩男/絵 櫛田理絵/訳

小峰書店

場面かんもく症のために、家族以外とは話せないレオ。となりの家のリカとダンスで仲良くなり、自分の事を知ってほしくて手紙を書きました。リカからの返事がなく、このまま友達でいてよいのか心配なレオに、リカが秘密を打ち明けます。

 

グリーンデイズ

高田由紀子/作 酒井以/絵

文研出版

佐渡島でくらす芽衣は、東京で中学受験を目指す親戚の新に刺激され、東京の大学へ行くことを考え始めます。ただ、芽衣の本気は家族に理解されません。ところが、新は受験をやめて佐渡島に引っ越してきました。

 

エイ・エイ・オー!-ぼくが足軽だった夏-

佐々木ひとみ/作 浮雲宇一/絵

新日本出版社

『奥州・仙台おもてなし集団 杜乃武将隊』は、仙台の観光ピーアールをする集団です。夏休みの間、小学五年生の直紀は祖父のすすめで武将隊に参加することを決めます。格好いい戦国武将になれると期待した直紀ですが、実際はちびっこ足軽の役で……

 

おおなわ跳びません

赤羽じゅんこ/作 マコカワイ/絵

静山社

おおなわ大会の練習についての学級会で、大会には出ないと双葉が発言しました。生まれつき足が不自由な双葉が出場すると、勝てないからです。双葉が出場しないことが正しいのか、なやむクラスメイトたち。ぶつかりあいながらも、方法を探していきます。

 

こちら、沖縄美ら海水族館動物健康管理室。-世界一の治療をチームで目指す-

岩貞るみこ/文

講談社

沖縄美ら海水族館の動物健康管理室は、水族館にいるすべての生き物の健康を守るためにあります。言葉で具合が悪いと伝えられない生き物たちのために、飼育員、検査担当者、獣医師、動物看護士たちが、協力して仕事に取り組んでいます。

 

ねえねえ、なに見てる?

ビクター・ベルモント/絵・文 金原瑞人/訳

河出書房新社

トーマスは色覚異常により、他の人と色の見えかたがちがいます。家族のみんなはどんな風に世界を見ているのか、トーマスは想像してみます。人はそれぞれの価値観で世界を見ています。あなたにはどんな世界が見えていますか?

 

まさきの虎

濱野京子/作 こうの史代/絵

童心社

真莉愛は、東北の祖母の家でくらしていた2カ月の間に震災にあいました。幼かったため、震災のことはほとんど覚えていません。再び祖母の家でくらすことになり、震災で亡くなった『まさき』という男の子のことを聞いて、当時のことを思い出していきます。

 

オラレ!タコスクィーン

ジェニファー・トーレス/作 おおつかのりこ/訳

文研出版

メキシコ系移民のステフの父は、キッチンカーでタコスを売っています。過保護な両親は、ステフをいつまでも子どもあつかいします。ステフは両親に反発しますが、理解されません。そんななか、父の仕事や、学校でも問題が起きて……

 

アインシュタインをすくえ!-時間と空間をこえた8日間-

コーネリア・フランツ/作 スカイエマ/絵 若松宣子/訳

文溪堂

2020年2月29日。12歳の誕生祝いで、ニューヨーク行きの客船に乗ったエミリー。気が付くと、1913年の客船にタイムスリップしていました!同じく現代からやってきた二人の男の子と出会い、帰る方法を探します。